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葉っぱ舎のこだわり

葉っぱ舎は瀬戸内海と讃岐山脈に囲まれ、海風が爽やかに吹く香川県東讃地区にあります。
農薬や肥料、動物性堆肥は一切使わず、野生種の「ウマブドウ」を移植栽培しております。
ウマブドウ果実を、夏は「生」で、「冷凍」は1年を通して出荷できる日本唯一の農家でもあります。

ストレスなくして成長なし

ストレスなくして成長なし

今は誰でも知っている強い抗酸化作用の「ポリフェノール」。ポリフェノールもフィトケミカルの中のひとつですが、実は5,000種類以上あり、「色」「苦味」の数だけ存在すると言われています。
では植物はどうしてポリフェノールを持っているのでしょうか。
実は植物も動物と同じで(虫などに)食べられることを嫌がっています。ただ植物は我々動物と違って自ら移動することも虫を追い払うこともできません。そこで苦味成分を作って噛んでくる虫を追い払おうとしているのです。
また植物は太陽の紫外線も実は苦手です。光合成に必要なのは可視光であって、植物も紫外線は苦手なのです。そこで色素のベールを作って自分を紫外線から守ります。その【苦み成分】や【色素のベール】がポリフェノールなのです。
こうやってポリフェノール以外にも植物が自分のために作った機能性成分(フィトケミカル)は数万種類あると言われています。
ひとつひとつの環境ストレス(紫外線、空気汚染、騒音、水不足、暑さ、虫の食害など)に対して作られたフィトケミカル。動物とは異なる自己防衛能力がここにあります。
ただこの環境ストレスを強くかければ強い植物ができるのかといえばそうではありません。
植物それぞれに「成長が期待できるストレス」があり、それが何なのかを見つけ、そのストレスをどれくらい強めれば植物のフィトケミカル量が増えるのか、成長するのか...。
それを考え実践することこそが農家の仕事です。それはまさに子育てと同じで、過保護な温室育ちでは生き抜く力を子どもに授けることはできません。適度なストレス(困難)が生きる力を生み出すきっかけになることは間違いありません。

農薬類、動物性資材は一切使いません

農薬類、動物性資材は一切使いません

様々なアレルゲン物質になる可能性を考え、動物性堆肥、農薬、肥料は一切使用せず、植物を堆肥化させたものだけを与えて栽培しております。
葉っぱ舎では東かがわ市にある株式会社ムムム自然栽培農場さんの植物性堆肥を使わせていただいております。

ウマブドウ茶にはすべての部位を使用

ウマブドウ茶にはすべての部位を使用

赤ワインと白ワイン、どちらがポリフェノール量が多いかご存知ですか?
答えは赤ワインです。理由は赤ワインは果皮も種も含まれているからです。果肉だけで作る白ワインのポリフェノール量はとても少ないのです。
ポリフェノールの抗酸化作用、実はポリフェノールの「量」よりも「種類」の多さが非常に大事です。同じ種類のポリフェノールをたくさんとっても抗酸化作用が高まるわけではありません。
色んな種類のポリフェノールを摂ること、これが1番大切です。
では色んな種類のポリフェノールをどうやったら摂れるのか、それにはふたつのポイントがあります。ひとつは色んな色の作物を摂ること。もうひとつは色んな部位を摂ることです。そうすることにより、より広汎なフィトケミカルを摂取することができます。
そういった理由からウマブドウ茶はウマブドウのすべての部位を使ってお茶を作っています。「一物全体食」ならぬ「一物全体飲料」と思いお茶を作っています。

1年を通して部位ごとに収穫、加工

1年を通して部位ごとに収穫、加工

葉っぱ舎の収穫のスタートは12月、収穫終わりは10月になります。
樹内部の水の流れが止まる落葉を待って「幹」「根」と収穫していきます。春になって新芽、夏に果実、秋に緑葉を摘み、ようやく収穫が終わります。すべての部位ごとに乾燥方法は異なり、コツコツと1年かけて収穫と乾燥を繰り返していきます。減圧乾燥をしたり、調湿乾燥をしたり、1年間自然乾燥する部位もあります。

非加熱で薬効成分を残す加工を

非加熱で薬効成分を残す加工を

ポリフェノール、フィトケミカルを守る加工がしたい!
葉っぱ舎では主に【修治】という方法で加工しています。通常、生薬は高温の熱風乾燥など、大量生産型の処理が多いのですが、葉っぱ舎ではフィトケミカルの分解を防ぐため、減圧して蒸したり(減圧しますと沸点が下がるので、低温で乾燥することができ有効成分をより多く残すことができます)、低温の風で乾燥させたり、文明の利器を用いて成分維持に積極的でありながらも自然に近い加工をしています。
また、栽培の段階から木々の間隔を広くとり、風がよく走る圃場を作ることで葉ダニや雑草の花粉の付着を防ぐように管理しています。それにより収穫後の洗浄による薬効成分の損失を軽減しています。

天然自生種を移植して栽培

天然自生種を移植して栽培

讃岐平野に根だけで生き続けてきた野生種を自然栽培農場で移植栽培しています。
讃岐のブランドアスパラ「さぬきのめざめ」と同様、育っては上部を刈り取られて根だけで生きてきたウマブドウは養分をたっぷりと蓄えた、たくましい根が特徴です。生き抜いて来た野生種は環境ストレスに打ち勝ったフィトケミカルの宝庫です。
植物を増やす方法は大きく分けて「実生」「親木からの分離」のふたつがあります。実生は種を蒔いて発芽させ、大量の苗を作ることが可能です。ただ、蒔いた種の「母になる木」はわかっても「父になる木」は受粉を手伝った蜂以外は誰も知りません。そういったことから耐性がわからず芽が出ても病気になるケースが多いのです。
一方、親木をそのまま移植したり、親木を挿し木にしたりすることは、木を大量に増やすことはできませんが、それまで生き抜いてきた親木の耐性や免疫をそのまま、或いは挿し木にしてもきちんと耐性を受け継ぐことが可能です。
木が備え持つ免疫こそがフィトケミカルですので、その自然の力をいただくには野生種を移植栽培することが必然であると考えております。

虫は収穫時まで取り除きません

虫は収穫時まで取り除きません

植物は無駄なことをせずに生きています。人のようにオシャレをしたり、無駄な買い物をすることもありません。水を与えて育てれば、水を求めて根を伸ばすこともしません。虫がいない環境で育てれば、当然虫に対する攻撃物質を作る必要がないのでポリフェノール量はガクンと減ります。
そういった理由から、葉っぱ舎では収穫時まで虫は取り除かず栽培しています。

走る海風、キレイな水のある山や丘で栽培

走る海風、キレイな水のある山や丘で栽培

香川県は雨が少なく温暖で、瀬戸内の海風が当たるロケーションにあります。瀬戸の海風は、農薬の代わりにダニやカビなどの繁殖を抑え、太陽からの紫外線は抗酸化作用のある成分を豊富にし、少ない雨は薬草の根を深く伸ばしてくれます。
葉っぱ舎の農場は讃岐山脈の山頂や海が見下ろせる小高い丘にあります。日本の田んぼに今は必ずいると言っても過言ではないジャンボタニシもいない環境です。水は必ず下へ下へと流れていきます。ジャンボタニシは水路の中を下へ下へと流れ、日本中に広まりました。ジャンボタニシを駆除するのにたくさんの農薬が使われます。ジャンボタニシだけでなく、農薬も除草剤もすべて水路を流れて下へ下へと広がっていきます。作物はその水を吸い上げ育ちます。
水が1番キレイな場所、安全な農地、それは単純に「標高が高い」場所です。毎日信号がひとつもない山道を30分登って農場に行きます。
キレイな水と爽やかな風が最高に贅沢な場所でウマブドウを育てています。
※海風...潮風とは異なり、気温の低い海面から気温の高い陸地に向かって吹く風。【農薬いらずの風】と言われ、農家にとっては有難い存在です。